VC METER II
2010年 02月 25日
レトロな露出計も良かったのだが、ちょっぴり早くて正確な数値を出したかったことと、見た目のデザインで前から欲しかったコシナ・フォクトレンダーのVCメーターのバージョンII です。一段と、薄くスタイリッシュになりまして、新品をいってしまった。デジカメとフィルター以来でしょうか、新品って。。。はは
使い方は、すぐ判ったのですが、ランプの表示に戸惑いました。3つのLEDの真ん中がグリーンで、その左右の2ヶが赤いLEDとなっています。(▶●◀)ってことです。
ここで普段、ベッサのファインダーを覗いていると、適正露出を現すランプの右は、露出オーバーとなっている。当然、その逆だと、露出アンダーとなっている。普通、数学のグラフ的にも、ニュートラルの右が+で、左が−となっていると思う。
このVCメーターの場合、適正露出の右のランプ(◀)が点灯する場合は、露出アンダーなのだ。当然、その逆の左のランプ(▶)の点灯だと、露出オーバーとなる。んーーー、ちょっと戸惑うぜ〜〜。
そこで、何度も測っては、シャッタースピードと露出を設定してみるのだった。これは慣れかと繰り返し何度もやってみるのだった。するとどうでしょう、繰り返しやっていると、判ったことが有りました。それは、VCメーターの適正露出の右のランプ(◀)が点灯する場合は、『数値を下げなさい』を意味するのだ。それは、シャッタースピードの数値または露出の数値を下げることなのだ。すると適正露出が得られます。当然、左のランプ(▶)の点灯の場合は、『数値を上げなさい』を意味すると理解したのだった。(メーターのLEDは、”表示”ではなく、カメラマンへの回転方向の”指示”ということ)
適正露出が得られたときに。シャッタースピードと露出の組み合わせが同時に5ヶ判るようになっています。これは便利ですね。。。
そして、今一度、取り扱い説明書を読み返すと、赤いランプが指示する方向がダイヤル(シャッターまたは露出)の回転方向を示していると書かれている。なんか、ただただ露出計頼りだと、そのような素直な解釈後の操作でも良いのかもしれません。
でもやっぱり、露出、フィルム面に光を載っける、すなわち”フィルム面に載っける光量”って解釈していると、このメーターのランプ表示は、まったく逆で、判りずらいのだった。。。
by moblue
| 2010-02-25 22:25
| Rangefinder